去年の4月1日時点で2歳だった子ども達は、今度の3月31日で必ず退園しなければなりません。
これが、小規模保育事業の前に立ちはだかる『3歳の壁』という大きな壁です。
ところが、当園の場合は少し事情が違います。
当園の運営母体である「社会福祉法人山清福祉会」は、40年以上前から「やまなみ保育園(現在は「やまなみ」)」を運営しております。ですから、3歳になって当園を退園する子ども達のほとんどは、この「やまなみ」へとエスカレーター式に入園していきます。
というわけで、今度の4月にやまなみへ入園予定の子ども達は新生活に向けて色々と練習していることがあります。
例えば、トイレを一人でできるように練習しています。また、箸の練習も始まりました。
そして、ハサミも使えるように練習が始まります。
箸やハサミは危険ですので、少人数に保育士が一人ついて丁寧に教えています。
子ども達の成長が楽しい反面、もうすぐ来る別れを思うとさみしさも感じる季節になりました。